ぽんこつプログラマーの日々のまとめ
oculus-rift-sensors
Oculus Rift + Touch がサマーセールで5万円となっており、ようやく手元に届いたのでレビュー。
購入方法としては公式、米尼、尼転売品の3パターンがある。米尼、尼転売品は実質サポート無しなので今回は公式から購入した。

物売るってレベルじゃねえぞ

まず最初に痛感したのが昨今のハード品薄状況だった。注文したのが7月21日のことで手元に届いたのが8月26日。PSVRや任天堂SWITCHのようにいつ手に入るか解らない状況よりかはなんぼかマシであるが、新製品ではなく既存製品でこの体たらくは在庫管理が甘すぎなんじゃないかと小一時間問い詰めたくなる。
また7月14日までに注文していたら旧パッケージで発送されており、それには Xbox One コントローラーと無線リモコンが付属していた。箱コンは持っているので別にいらないがパッケージ内容に差が出るのはどうなんだ。さらに旧パケは新パケより深刻な在庫不足で、7月14日注文の人は今現在も(8/26)放置プレイされている模様でかける言葉も見つからない。

荷物はUPSの国際便で送られる。東京または大阪の税関を通過したのちクロネコヤマトに委託され届けられる。UPSは土日配送をしていないので有難かったが、ヤマトの追跡番号の通知が無いため何時届くのか不明だった。UPSに問い合わせれば追跡番号を教えてもらえるのだが、土日祝はサービスセンターも休みで連絡がとれない。何のためのサービスセンターだよ。
仕方なくクロネコヤマトのサービスセンターに問い合わせてUPSのトラッキングコードから調べてもらったが、サービスエリアに到着し担当ドライバーの手元に荷物がないと解らないとのこと。まあこれは仕方ない。ヤマトは何も悪くない。
結局VR用に部屋の模様替えをしながら荷物の到着をひたすら待った。UPSの到着予定は8月28日月曜日だったが、8月26日土曜日午後に届いたので結果オーライとしておこう。
初期に発注した人は税関通過に税金が発生しており、荷物受取時に約4000円(2000 * 2)の支払いをしたとの情報もあったが私の場合は無かった。

たぶんこれから公式で発注する人はここまで待たされないと思うが、それなりの覚悟をしておいた方がいい。心頭滅却すれば火もまた涼しという教えを身をもって学べる貴重な経験をしたと思うようにする。

インストールとセンサーセットアップ

Oculus Rift + Touch の新パッケージ内容は以下。
  • Oculus Rift 本体
  • Touch コントローラー 単三電池 × 2
  • センサー × 2
  • Oculus ステッカー × 2
  • メガネ拭き
  • ヘッドホン解体用ツール

まず最初にこちらからインストーラを落としておく。インストーラの対応言語に日本語はないが、図解があるので迷うことはないと思う。
当初 Windows7 で実行したが、Windows update の KB2670838KB3033929 を入れろとのエラーが発生した。確認するとすでにインストール済みで、ググっても Windows 10 にアップグレードしろとの解決策しか見当たらなかった。ゲーマーとしては互換性の問題でWin7に拘って来たが、サードパーティの対応も充実したようなので素直にアップデートすることにした。本来ならクリーンインストールすべきだろうが、今のところ問題なく動作している(一部のソフトを除く)ので良しとする。Steamでインストールしているゲームはアップデート後に整合性のチェックを行った方がいいかも。

ウィザードに従ってインストールと各セットアップを行っていく。
PC側の必要インターフェイスは USB3.0ポート 3個(本体、センサー2)、HDMIポート 1個(本体)。
私の環境はGTX980(DVI-I  * 1, HDMI * 1, DisplayPort * 3)のマルチディスプレイで DVI と HDMI を使っていたので、HDMI -> DisplayPort 変換コネクタを使用して接続した。USB3.0ポートは全く使用しておらず空きが4つあったので問題なかった。もしUSBポートが足りない人はハブではなく増設ボードで対応しよう。

センサーはスタンドとセンサー部を分離することが可能。カメラと共通マウント(1/4-20)なので市販のカメラ雲台を使用出来る。メタルラックに以下のクリップ雲台を取り付けてセンサーを設置した。


最後にコントローラーとセンサーのt設定を行う。Touchコントローラーを認識させ、ルームスケールを設定する。センサーを対角に設置すると死角が無くなりトラッキングが外れることが少なくなるが、このセットにはUSB延長ケーブルが付属されていないため以下のようなリピーター付きの延長ケーブルを別途購入することになる。

現状センサー2個を正面に設置しており、振り返ったときなどTouchが体の影に入った時にトラッキングが外れるが、すぐに復帰するので今のところ問題はない。
また3000円出して延長ケーブルを買うより、もう一個センサーを買って設置した方が死角も無くなりいいかと。ちなみに3個目はUSB2.0接続、5mの延長ケーブル付属とのことなので、本格的に遊ぶ場合は購入しようと考えている。

設置マニュアルを有志が以下に翻訳してくれているので一通り目を通そう。
【HMD】Oculus Rift 68【VR/Touch】 >>76氏
Oculusルームスケール #1:極上のVRルームをセットアップする為のTIPS
Oculusルームスケール #2:USB帯域のバランスを取る
Oculusルームスケール #3:ホストコントローラーを特定する
Oculusルームスケール #4:追加の機器

SteamVRのインストール

Steam で公開されているゲームを遊ぶには SteamVR(無料) というソフトをインストールする必要があるので、Steamクライアントの VR 項目からインストールする。初回時に設定ウィザードが開始するので任意の設定を行う。
細かな設定を行いたい場合はセッティングファイルを直接弄る必要があるため、下記のサイトを参考にサードパーティ製設定ツールを使うと楽かも。
IGVR - 「OpenVR Advanced Settings」でSteamVRの内部解像度や高度な設定を変更する

おすすめ VR ソフト

・Virtual Desktop
OS のデスクトップをVR空間上で操作するソフト。Youtube の360動画を見る際等にも便利。


・SUPERHOT VR
SUPREHOTのVR版。時間操作系FPS。




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Redmusk

最西端の地で釣りとギターとゲームをこよなく愛する本業ぽんこつプログラマー。今を生きるを座右の銘とし日々快楽だけを求め切磋琢磨しております。

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