まえおき
連日の猛暑の影響で頭がちょっと茹だりつつあり、どうせ茹だるなら真面目にDTMでもやってみっか!と掴みを考えることさえ放棄した挙げ句、徐ろに AIF(オーディオインターフェース)のレビューを垂れ流したくなった。今までラインイン/アウトのみの簡単なAIFを使っていたが、ギター音を直撮りしたくなったのでそれなりの機材の導入を考えた。
今回購入するにあたって検討したのは以下の3機種。
どれも1万円台の入門機種で機能も似たり寄ったり。検討時の値段は Rubix22(18k) > UR22mkII(13k) > Scarlett Solo G2(11k) の順で、いくら独身貴族と言えどもすぐ飽きるかもしれない自慰に大金を掛けれないと Focusrite Scarlett solo G2 を尼でポチった。どんとこい安物買いの銭失い。
正面パネル
正面パネルのIFは左から
1.XLR Input
├ Gain
└ ファンタム電源スイッチ
2.TRS Input
├ Gain
└ Line / Insert 切り替えスイッチ
3.ボリューム
4.ダイレクトモニター切り替えスイッチ
5.ヘッドホン Output
とシンプルな構成になっている。
マイクインプットはファンタム電源スイッチを切り替えることでコンデンサマイクを使用することが可能。今の所マイク録音は使わないので音質等は不明だがプリアンプで有名なブランドなのできっとイイ音するのではなかろうか。
フォーンプラグ インプットはライン切り替えを INST にすることで Hi-z入力となりギターやベースを直接シールドで接続して録音することが出来る。ギター2本同時撮り等を考えている人は上位版の Scarlett 2i2 G2 の購入をオススメします。
ゲインつまみの周りがLEDになっており、オーバードライブ状態だと赤く点灯するので調整が直感的に行える。
またヘッドホンを接続しダイレクトモニターを ON にすることでレイテンシーゼロで入力音を聞くことが可能。ただ公式サイトの謳い文句にもあるが、DAWを介した状態でもほぼ遅延なく聞けるためあまり使うタイミングがない。
背面パネル
背面パネルもシンプルで、USB端子とRCA出力端子だけ。電源はUSBバスパワーで駆動するので電源は不必要。持ち運びもラクラク。
Windowsに接続する場合は、ドライバを公式サイトからダウンロードしてインストールする必要がある。その際、ユーザー登録と本体シールに記載されているシリアルNoが必要となるので落ち着いて行動しよう。
おまけ
正直Scarleftを選んだ最大の理由は、豊富なおまけに惹かれてである。DTM入門にはうってつけのプラグインやサンプルサウンドが本体価格以上に付いてくるので他のAIFと比べてお得感がハンパない。ひたすらアカウント作成してダウンロードする作業が苦じゃない人にはオススメです。
おまけに付いてきたソフトウェアは以下。
■プラグイン
・XLN Audio ( Studio Grand / Modern Upright / Mark One のいずれか)
・EQuivocate
・Novation Bass Station
・Focusrite Red2 & Red3
・Softube Time and Tone bundle
■サンプルサウンド
・Focusrite Drum Tracks
・Scarlett 2nd Gen Loopmasters Content
■DAW
・Ableton Live 9 Lite
・Pro Tools | First
音質など総評
簡単なサンプルをレコーディングしてみた。録音設定: 24bit / 176.4 kHz EQ/COMP無
環境
DAW: Ableton Live 9
Guitar: Ibanez RG2570
Cable: KAMINARI カールケーブル 3m