ぽんこつプログラマーの日々のまとめ
Steamにてセールとなっていた病院シミュレーションの Project Hospitalをプレイしたので感想を。日本語対応。

総合病院はじめました。

ゲームモードはチュートリアル、キャリア、サンドボックスが用意されている。

ゲーム画面は2.5D見下ろし型。壁の表示有無や Don't Starve みたいな視点回転、表示階層の変更等が可能。設備が整っていくとウォーリーを探せ並みのごちゃごちゃ感となり眺めているだけでも飽きない。左クリックで選択、中ドラッグでパン移動、ホイールで拡縮とAutoCAD等の2DCADソフトと同じなので直感的に画面操作できる。

建築パートでは敷地や壁の設計、設備や家具の設置が可能。大量のオブジェクトが用意されているのでインテリアシミュレーターとしての楽しみ方も出来る。また用途に応じたコンパネ(設備家具セット)が用意されているので、いちいち配置や区画割りするのが面倒な場合は活用しよう。
スタート当初は資金の問題があるため小さな病院を設計して始めると思うが、後々の拡張を見越した設計が必要となる。

区画設定パートでは各部屋の役割を設定することができる。救急科、放射線科、一般外科等のそれぞれ科によって必要な区画や設備が存在するため、要件を満たしているか注意しながら設定する。最低限の設備が揃っていれば運営が可能だが、診察/治療設備がない場合には現実と同じくほかの病院に行ってもらう事となる。また共用の待合室は無く、それぞれ必要となるので忘れずに設定しよう。掃除用具入れと用務員もそれぞれ科に必要だが、所属科の掃除が終わればほかエリアも掃除してるぽい。

診察室や待機室に必要な設備を配置すると、勤務するスタッフを雇用することが出来る。医師、看護師、清掃員を昼夜それぞれ設定することで24時間経営も可能。スタッフにはスキルや熟練度があり高レベルの医者には高額の給料が発生するのでバランスよく配置していくのが重要。また特性としてパラメータに影響する個性があり人員配置だけでも色々考える楽しみがある。

診察治療パートでは操作モードと自動モードが用意されており、ほっといても勝手に処置してくれる。操作モードでは先ず問診して症状を聞き出し、触診や設備があれば高度な診察を行い診断を出す。診察を進めると診断候補の可能性が上昇していくのである程度絞られたら診断して処置内容を候補から選ぼう。能力値の低いスタッフ(インターン生等)に自動モードで任せると誤診が発生し病院の評価が低下するので注意しよう。

総評

経営シミュレーションとしては難易度が低く、無闇に拡張せず保険ミッションをクリアしてれば赤字経営になることはほぼ無い。建築や配置で気をとられるので自動で患者を捌いてくれるのはありがたいと思った。
また一人の医者ですべての患者を診る町医者スタイルな楽しみ方もできる。長時間待たされた患者は怒って帰り評判が下がるので、いい感じに難易度が上がると思う。

残念なのがインターフェイスに癖があるため慣れるのに時間がかかる。文字が小さく情報量が多いので読むのに疲れる。UIサイズの変更が可能だがサイズを大きくすると画面からはみ出てスクロールするの面倒。
またチュートリアルが分かりづらいためサンドボックスで適当に触って覚えた方が混乱せずにいいかも。サンドボックス中でもテキストチュートリアルが見れるので上から順に目を通せば大体理解出来る。

表示される情報量は多いが、面倒なとこは勝手にやってくれるのでダラダラやるのにも丁度いいゲームだと感じた。定価でも買いの一本です。


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Redmusk

最西端の地で釣りとギターとゲームをこよなく愛する本業ぽんこつプログラマー。今を生きるを座右の銘とし日々快楽だけを求め切磋琢磨しております。

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