ぽんこつプログラマーの日々のまとめ
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■電気ブランとは
 そもそも何故”電気ブラン”なのかと言うと、森見登美彦著の「夜は短し歩けよ乙女」に出てくる”偽電気ブラン”というお酒が、それはそれはとても美味そうな描写をしていたからである。
そこで調べたみたところ、元ネタは”電気ブラン”という実在するお酒とのこと。偽であんなに美味そうなんだから本家が不味い訳がなかろう。

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電気ブラン(でんきブラン)は、東京都台東区浅草にある神谷バーの創業者、神谷伝兵衛が作ったアルコール飲料。
当時電気が珍しかった明治時代に誕生した、ブランデーベースのカクテルである。大正時代に流行した文化住宅・文化包丁などの「文化…」、あるいはインターネットの普及につれて流行した「サイバー…」や「e-…」などと同様に、その頃は最新のものに冠する名称として「電気…」が流行しており、それにブランデーの「ブラン」を合わせたのが名前の由来である。発売当初は「電氣ブランデー」という名で、その後『ブランデー』ではないことから現在の商標に改められた。
-Wikipediaより抜粋

 地方住みの著者はさっそく東京在住の知人に電気ブランを送って貰うことにした。
電気ブランには30度と40度の二種類があるらしく、特に度数指定はしていなかったのだが、40度の電気ブランを送ってくれたのでGJと言わざるを得ない。

 まずはストレートでちびりと頂く。
ブランデーベースのカクテルとの事なので、さぞかし奥深い香りがするのだろうと思っていたが、軽く抜ける優しい香りで40度の度数を感じさせない事に驚いた。例えるなら御屠蘇のような少し薬品っぽい香り。
しかし御屠蘇と違い砂糖の甘みではなく、アルコールの甘みなのでさっぱりとした飲み口である。確かにこれは幾らでも呑めそうな(呑んでしまいそうな)お酒だ。

 送ってくれた知人はあまり美味くないと言っていたが、人によって好き嫌い分かれるかもしれない。ちなみに筆者は安物ウィスキーを常飲しているので、この手の大衆向けのお酒は大好きである。

 二杯目はロックで。
こんな家庭用冷凍庫で作った氷ではなく、ちゃんとロック用の氷で呑めよと突っ込まれそうだが、そんな細かけぇ事はどうでもいいんだよ精神で頂く。氷で薄まる事により、優しかった飲み口がさらに優しくなり、日本酒に近い味わいとなった。
しかしそこは40度のお酒。じんわりと胃から温もりが広がりいい気持ちに。
明日の事など考えずに次々とグラスに注いで行く。

■結論
電気ブラン、美味しいれす^q^

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Redmusk

最西端の地で釣りとギターとゲームをこよなく愛する本業ぽんこつプログラマー。今を生きるを座右の銘とし日々快楽だけを求め切磋琢磨しております。

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